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■連載第3回■　ヒロくん、世界2位とご対面の巻

世界2位・本田秀伸選手に抱いてもらいました。

いつも内藤選手の弱いものいじめの的となり、ママ猫のシロに怒られてばかりのやんちゃ坊主、イジメられっ子ヒロくんが世界最強に近い男、7度の日本Lフライ級王座防衛に成功したWBA世界Lフライ級2位・本田秀伸選手(グリーンツダ)とご対面。本田選手の強さを分けてもらおうと抱いてもらいました。本田選手「過去通算で16匹の猫を飼っていた僕は、このホームぺージを見て是非世界チャンピオンに挑戦する前に会っておかなければならないと思いヒロくんさんに会いに来ました。予想よりはるかに大きく思いのにはビックリしました。が、是非ヒロくんさんはイジメに負けないような強さを身につけてください。僕も世界チャンピオンになります。」

世界2位に抱いてもらいご満悦のヒロくんは強くなったと勘違い、事件が起こります。その夜、過去400戦以上無敗というアバウトな戦績を誇り、立石7丁目界隈最強のノラ猫と言われた3年間を持つママ猫、シロ"ニャン"グレイシーが深夜のジムのリングで熟睡しているところに、勘違い勇者ヒロくんが勝負を挑みシロの寝込みを襲います。
目撃した鈴木先生は「いや～、最初はヒロくん、会長に似て卑怯だなと感心したんです。寝ているママにロープ最下段からのフライングボディアタック。続いてマウントからの左右連打。ここまではヒロくんの勝ちパターンだったんです。が、寝込みを襲われても、400戦以上無敗というアバウトな戦績を誇るシロ"ニャン"グレイシーのグランドからの締め技に結局はヒロくん、シッポを巻いて退散。いや～、シロは強い！経験してきた修羅場が違う。シロのノラ猫不敗神話の一端を見ることができ感動いたしました。」
ヒロくんはその後も強さを求めボクシングを卒業、1日6度の食事でさらに肥満化。相撲取りを目指しています。一方シロ"ニャン"グレイシーは昼1時にお食事を済ますと日課の「20分間ジム周辺パトロール」を欠かさずこない毎日です。


400戦以上無敗というアバウトな戦績のシロ"ニャン"グレイシー。その鋭い目つき


シロ"ニャン"グレイシーにはノラ猫王者の風格が・・・。我関せずのチャトラン。

世界2位に抱かれた勘違い勇者・ヒロくん