今年3月に33才の誕生日を迎えたプロテスト生・木村 功 。 33才と言えばプロテストを受けられるギリギリの年齢だ。4月11日(木) 5度目の挑戦、最後のプロテスト。チャンスに賭けチャレンジ!!
ジムに入った当初、プロボクサーになろうなんて思っていなかった。 決して運動神経が良い訳でもなく、器用なタイプに見える子ではなかった。しかし周りで頑張っているプロの選手達に触れる中、プロボクサーのライセンスだけでも取りたいと一大決意。
あれから3年、結果は無惨にも4回受けるも合格ならず。さすがにもう諦めようかと思い悩んだ日々が続いた。 しかし泣いても笑っても最後のチャンス。悔いの残らぬよう5度目のプロテスト挑戦・・・残念ながら不合格。
彼のプロになる夢は途絶えた・・・。
悔しかったことだろう。
しかし木村くんのチャレンジ精神から、我々は何かを学ぶことはできないだろうか?!
木村くん曰く「今まで生きてきた自分の人生、振り返ってみると逃げてばかりいたかもしれません。プロテストに合格することはできませんでしたが、結果は結果として受け止めます。ただ、プロテストから逃げずに最後までやり遂げたことだけは誇りに思います。 チャレンジし続けることの大切さ、今後の人生に生かしたいと思います。 そしてこんな自分でも5回もプロテストを受けさせて頂き、サポートして頂いた宮田ジムの皆様には本当に感謝致します。ありがとうございました」と語ってくれました。
君のチャレンジは決して無駄ではない。
プロになることを目指す練習生、1度や2度落ちてしまうとボクサーになる夢を諦めてしまう練習生も少なくない。
しかし君は可能な限りチャレンジしたんだ。君の人生を、これからプロボクサーを目指す練習生に語らしておくれ。
4月にしては肌寒く感じる夕暮れ、挨拶をし終え、ジムを後にする君の後ろ姿・・・青年から大人の男へと変わりゆく君の背中が見えたよ。
キム、本当にお疲れ様!! 諦めずチャレンジしてくれてありがとう。
そして、これからもよろしく♪