ボクシング界年の瀬の一大イベント、全日本新人王決勝戦が12月20日(日)後楽園ホールにて行われました。この日の勝者には日本ランキング入りというビックなクリスマスプレゼント?が与えられることもあり今年も例外なく熱いファイトが繰り広げられました。
宮田ジムからはテクニシャン新藤寛之選手が出場、対する長島謙吾選手(尼崎)は8勝7KOというトンデモないハードパンチャー!しかも兄はK−1で大活躍中の長島自演乙雄一郎選手という兄弟揃ってハードパンチャー!
新藤危うし!!勝利を掴んだのはどっちだ?!新藤選手、去年ここまで辿り着けなかった悔しい思い、アマチュア時代から夢見た憧れの舞台。いろいろな想いを胸にリングイン!新藤の緊張も最高潮か?!1Rゴングから自慢の強打を振るいながら前に出る長島選手、左ストレートを軸にフットワークで距離をとりたい新藤。1Rは互角の勝負。
2、3Rと出鼻をくじく左ストレート、入り際の右フックで新藤がペースを握り優位に。このまま新藤優勢のまま試合が進むと思われた4R、長島選手の強打に新藤の動きが鈍る。
宮田ジムセコンドは1ポイントリードかドロー。ストレート系を軸に打って出ろと指示。『あとは新人王になりたいじゃない!オマエ自身が新人王を獲りに行くことを忘れるな!』と宮田会長から熱い言葉。明言です!
最終5R新藤を倒そうと必死に前にでる長島選手。しかし新藤も最終Rは気迫のストレートと連打で長島選手を圧倒!
2−0判定で新藤が全日本新人王のタイトルを手にしました!