MG INTERNET MAGAZINE｜今月のスポットライト

vol.13・リッキー☆ツカモト選手
「KO街道驀進でKO率5割、日本ライト級チャンピオンになりたい！」
2006年1月30日インタビュー

2・13MGオリジナル興行ではメインイベントを勤める”熱い弾丸”の異名をもつリッキー☆ツカモト選手、現在日本ライト級4位にランキングされ、日本タイトル挑戦を見据えての話や、意外な(?)KOについての話を聞くことができました。

管理人：リッキー選手、練習後のお疲れのところ、インタビューありがとうございます。
リッキー：とんでもございません。よろしくお願い申し上げます。
管理人：あの～、いきなり失礼な質問なんですが、さっきもリッキー選手がスパーリングをしているとき宮田会長が「リッキー、強いよ！パンチないけど」とか「リッキー、ナイスボディ！パンチないけど」って指導していましたが・・・、また、この前、ジム2Ｆの部室でリッキィー選手が練習生に丁寧にアッパーの打ち方をご指導されているとき、松信選手が割り込んできて「パンチのないリッキーに聞くなよ。俺さまのようにラテンのリズムで打つんだよ！」っていっていましたが、宮田ジムのなかでは　”パンチがない”がリッキーさんの代名詞のようになっている感がありますが・・・
リッキー：最初はショックでしたが、今はもう慣れました。それに、松信にしては何がラテンのリズムですか？松信のはどう見ても盆踊りのリズムじゃないですか。今、会長やトレーナー先生方にパンチを強く打つように常に見張られています。また、練習課題がパンチ力の強化に当てられています。とりあえず、KO率を5割に持っていくことが目標です。
管理人：と、言われますと、目標は浜田剛史さんの持つ15連続KOということですか？
リッキー：まあ、それは結果的にそうなればいいな、と。やはり今年の目標は日本タイトル奪取ってところですかね。前チャンピオンだった久保田選手（相模原ヨネクラ）が王座についた時、ボクシングをやってきてはじめて日本タイトルに挑戦したいと思うようになりました。

管理人：そうですか。以前のリッキー選手にはボクサーとして、何か欲のなさというのを感じていたんです。目標ができたということはとてもいいことのように思いますが。と、言うことはやはり2・13を日本タイトル前哨戦と考えていると受け取ってもいいですか？

リッキー：今回の試合は自分自身でもタイトル前哨戦と考えていますので、いい勝ち方をして”ここにリッキーあり”を証明したいです。最後にいつも応援をして下さる皆様、ありがとうございます。自分がチャンピオンになるのを待っていてくださる方々のためにも、今年は勝負の年と思って一生懸命練習します。今年は日本ライト級のチャンピオンになりますので待っていてください。そして、2・13は必ずKOしてKO街道を驀進していきます。応援よろしくお願い申し上げます。


スパー前のひととき。	謎のふたり。

■スターの裏側

山谷（台東区、南千住のあたり）で日雇い労働のおっちゃんたちの手配師をしているリッキー☆ツカモト。「おっちゃんたちはつわもの揃いで、僕の言うことなんか一切聞かなかったりで大変なときも多いです。が、勉強になることも多く今まで続けてくることができました。
あ、聞いてください、この前コータツが「リッキーさん、話があるんですが相談乗ってください」って言うもんだから、話を聞いてやると「リッキーさん、空き缶拾いやダンボール回収の仕事知りません？」って言うんですよ。どうやら、コータツは僕のことをホームレスだと思っていたんですよ！ヒドイと思いません？」って言うリッキー選手だが、後輩の試合にホールへ応援に来るときも、会長が「リッキーまだ来ないのか？」って聞いたら「後楽園ホールへ来る電車賃稼ぐのに、自動販売機の忘れてるつり銭かき集めてるんじゃないですか？」ってっているのを耳にしたことがあります。
「誤解ですよ」と笑うリッキー選手ですが「会長、今度の試合、KOしますからファイトマネーあげてください」というアピールも忘れないリッキー選手です。ですが、試合が近いのでダンボールに寝るのはそろそろやめてください。